「どんな本を読むの?」と聞かれると答えに困る。良い答え方を考えた。

本はちょくちょく読んでいるはずなのに、とっさに思い出せない。

たとえば「GO WILD」や「サーチ・インサイド・ユアセルフ」や「究極の食事」や「脳を鍛えるには運動しかない」や「あなたの脳の話」なんかを総称して、どう伝えたら良いんだろう。

自己啓発でもない。単に心理学でもない。

強いて言えばウェルビーイング。人間の幸福に関する全ての本とでも言おうか。

「ウェルビーイング」という言葉は浸透していないので、説明が必要だ。

伝わる言い方を考えてみる。

「ジャンルはひとつに決まっていません。強いて言うなら”ウェルビーイング”というジャンルで、海外には”人間の良いあり方”に対してこういう呼び方があるんです」

「具体的には、食事、睡眠、運動、瞑想、脳科学、心理学、社会心理学、統計学など、人間の幸福度を高めるものなら、何でも読みます」

「そう、僕は幸福に対して貪欲な人間なんです」

「あとは村上春樹、中村正則、伊坂幸太郎あたりの小説もちょっと」

北新地のモンテラートでパレットみたいな創作料理を食べてきた。

絵の具のパレットを模したお皿に、8色のアラカルトが乗っていた。

  • 林檎の味を染み込ませた鳴門金時
  • コーヒーで煮込んだゴボウ
  • ドライトマトをまぶしたカルパッチョ

そんな感じだったと思う。

まずは最初にゴボウを食べて、コーヒーの味わいを、味覚全部を使って探そうとした。

そして次に、絵の具を混ぜ合わせて生まれた、玉ねぎの芸術作品、っていうストーリー。なんだかそんな感じがした。