本はちょくちょく読んでいるはずなのに、とっさに思い出せない。
たとえば「GO WILD」や「サーチ・インサイド・ユアセルフ」や「究極の食事」や「脳を鍛えるには運動しかない」や「あなたの脳の話」なんかを総称して、どう伝えたら良いんだろう。
自己啓発でもない。単に心理学でもない。
強いて言えばウェルビーイング。人間の幸福に関する全ての本とでも言おうか。
「ウェルビーイング」という言葉は浸透していないので、説明が必要だ。
伝わる言い方を考えてみる。
「ジャンルはひとつに決まっていません。強いて言うなら”ウェルビーイング”というジャンルで、海外には”人間の良いあり方”に対してこういう呼び方があるんです」
「具体的には、食事、睡眠、運動、瞑想、脳科学、心理学、社会心理学、統計学など、人間の幸福度を高めるものなら、何でも読みます」
「そう、僕は幸福に対して貪欲な人間なんです」
「あとは村上春樹、中村正則、伊坂幸太郎あたりの小説もちょっと」